物欲のあるうちが華かもしれない
我が家は子どもが3人の5人家族。
収入はほぼ一馬力(私も在宅で働いていますが、微々たるもの)
平均的な収入です。
末っ子を妊娠した時、実はとても不安でした。
「この収入で家族5人暮らしていけるの・・?」
「転勤族だから私はすぐには働けないし・・」
それから1年半弱、コロナ禍で夫の収入が激変したこともあり
「節約」の二文字が、片時も頭から離れませんでした。
何を買うにも、入念な下調べ。
- 万が一失敗した時の為、手放しやすいか?(メルカリ、リサイクルショップ、不燃ごみ等に出来るかを重要視しました)
- それを購入する事で、暮らしがどのくらい良くなる?
- 買う以外にも方法がない?
100均でも、万単位の買い物でも欠かしませんでした。
充分納得して買った分、満足度も高く失敗も少なくなりました。
そうなると、ちょこっとずつ家計の不安や将来の不安が消えていくんです。
湧き出る物欲が怖かった時期がありました。
次から次へ欲しいものが出てきて、
家計を圧迫。
精神もひっ迫。
「この物欲、どうやったら消える?」と思って
禅僧の本や、ミニマリストの方のブログを読み漁って・・
そして、欲を消すことなんか出来ないんだな、という結論に至りました(^^;
物欲を無理に抑え込もうとしない。
そのまま受け止めて、一番欲が満たされる方法を考える。
そうすると、噴水のように湧き出る欲が、ちょろちょろと小さくなってきました。
それから物欲は、若さゆえかも?とも思います。
老後2000万円問題が騒がれていましたが、
そもそも老後にそんなに物欲があるとは思えない。
老後には、物欲以外にもっと向き合う欲が出てくるでしょう。
それはきっと、お金では解決できないこと。
身分不相応な家や車・宝飾品でなければ、
欲しいと思うままに手に入れてもいいのでは?
最近はそんな風に考えています。